先日東京へ仕事で行きましたら、渋谷駅構内にこんなポスターが・・・・
一瞬、気持ちワル!!って思いましたが、インパクト大ですよね~笑
この漫画、なんだかとても売れているようで、すでに3巻まで発売されているようです。
マニアック~~笑
そして、もう1つ、電車の窓に貼ってあったこちらの本の宣伝。
こちらもマニアック~~~笑
一人暮らし料理人気ランキング、26カ月連続1位!ですって!
いくらなんでも煮卵だけで1冊完結しているとは思えないのですが、こちらも一度本屋で内容を確認したいと思う1冊です。
こういう本がバカ売れしていると思うと、世の中本当にマニアックになって来たもんだ、と感心します。
普通の料理本や普通のマンガでは売れない時代になってしまったのですね。
より専門性に特化することで差別化を図る
例えばハンドメイドもやってます、鑑定もしています、アロマもやってます、マッサージもできます、みたいな人がいます。
ブログやFacebookなどでも「鑑定、アロママッサージをするハンドメイド作家」みたいな方がいますが、この人から商品買いたくなるか?って話ですよね。
鑑定なら鑑定に特化している人がいいし、アロマならアロマを極めている人がいい。
そういうマニアックな人にお金を払って見てもらいたい。
私ならそう思います。
間口を広げたら全部のニーズを拾えると思ったら大間違い。
実はどのサービスにも専門性が見られず、どんどん埋もれて行きます。
そして見つけてもらうことができません。
それなら一つのことに特化して認知を広げた方がいいのですね。
この煮卵の本のように、です。
カウンセラーに多いこんな落とし穴
資格を取れば結構名乗れてしまうお仕事の一つ、カウンセラー。
最近は協会も多いので、認定カウンセラーとして活動している人も多いと思います。
でもこのカウンセラーというお仕事、実は売れる人と売れない人とでは、明らかに違う見せ方があるのをご存じですか?
例えば、
「私は心理カウンセラーです」
というカウンセラーさんと、
「私はDV専門カウンセラーです」
というカウンセラーさん。
DVに本当に悩んで苦しんでいる人はどちらに相談にいくでしょうか?
はい、言わずもがな、後者ですね。
DVに心底悩んでいるひとは、DVに特化した専門家のところに行って相談すると思います。
このDVカウンセラーさんが1回3万円の相談料を取っているとしても、です。
一方、専門性の低い「心理カウンセラー」さんは、1回5000円でもなかなかお客様が来てくれない。
これが実情だと思います。
なぜなら、専門性がわからないから。
専門性を謳うことで単価を上げることもでき、一見間口が狭くお客様が来ないと思われますが、実は全く逆なのです。
人の財布が開くのはたった二つの欲求しかない
お客様がお金を払う心理はたった二つしかないと言われています。
1.目の前の欲求を満たす
2.今すぐ痛みから逃れる
特に2番目の方が、購買行動が起きやすいと言われています。
では、先ほどの心理カウンセラーの話に戻すと、明らかに2番の「今すぐDVから逃れてラクになりたい」という欲求ですよね。
しかもとても強い欲求のはずです。
この欲求が強ければ強いほど、お財布は開きますし、ジャンルはニッチであればあるほど、単価も上げられます。
今市場のニーズはどんどんニッチになっています。
能面花子さんと煮卵を見た時は正直「え?!」って思いました笑
だって、煮卵ですよ?
本の中身がどうこう以前に、このタイトルで本を出そうと思った著者、センスいいな~と思います^^
あ、そうそうあとマニアックと言えば、先日友人が紹介してくれたこの方。
洞窟探検家、というお仕事です。
猫一匹通れるか通れないか、の穴に入って行き、何日も探検をするというスゴイお方。
洞窟写真もとても美しい・・・
本も出されているそうなので、こちらもぜひチェックしてみてください!
美しい洞窟写真の数々、胸を打たれますよ。
こういうニッチなマーケットに切り込んでいくためには、少々勇気がいりますが、確立してしまえばこっちのもの!ですからね^^
私も来年に向けて、オウンドマーケットの確立をじっくりやっています!